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CAさんの秘密のお仕事

第3章 初めてのお客様



小百合「ビールでいい?」

奈穂「はいっ」


ある日の休日
奈穂は小百合の家で飲んでいた

仕事柄、外で愚痴を言うわけにはいかず
悩みを話せるのも小百合だけで
休日はよく相談に乗って
もらっていた


奈穂「それで、この前も久しぶりに恩師
先生に会ったんですけど…」

小百合「うんっ」

奈穂「求められたけど結局、出来なくて
覚悟出来てないってバレてたんだと思い
ます…」

小百合「仕方ないわよ」

奈穂「でも」

小百合「大丈夫よ、無理にやる事ないし
一番最初は大事にしなきゃ」

奈穂「小百合さん…」

小百合「?」

奈穂「小百合さんが初めてしたお客さん
ってどんな人でした?」

小百合「私?」

奈穂「教えてください!!」


ずっと気になっていた
だけどなかなか聞く機会がなく
奈穂はわざと借り酔っ払ったふりをして
聞いてみた


小百合「私の初めては…」

奈穂「…」

男性「ただいま…」

奈穂「!?」


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