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ソレは、そっと降り積もる・・・。

第29章   愛を注ぐ

  


 吸い付いて舐め上げたときと同じようにイイ反応をしてくれる。舐めるのと弄るのを逆にしても可愛い甘い声を上げてくれる。身体も反応に合わせて奮えていた。


「アッ、ぁああ・・・ジュリアス、、、さっ」


「(気持ちいいんだろう?そのまま、イッて見せろ!)」


 口が空いていないお陰で自分でもゲスい言葉が沸いて出ていた。面と向かって言ったら今の甘い時間は、終わるだろう。しかしナカを弄らなくても絶頂を迎えてくれるのは、男としてこの上なく嬉しいものだ。
 〝自分の全てで彼女を気持ちよくさせられた〟という証明になるのだから。下らないかも知れないが結構真面目な願いだ。


「ふぅっ、・・・やら、ジュリアスさんンッ・・・・・・」


「(甘ったるい、声・・・〝イキそう〟か??)」


 声に余裕が無くなってきている。


  

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