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【短編BL】想定内の親密度!

第2章 想定内の一途っプリ!


「――――なぁ今日、クラスの女子がお前の事でキャァキャァ騒いでたんだけど…何したんだ?また、告白された?」



ベッドの中で慎太郎が俺の隣で寝転びながら聞いてきた。


フワフワな髪が心地よくて…頭を撫でると、くすぐったそうに肩を上げる。


「ん~…ごみ捨て場で告白された…“好きな人がいるから”って断ったけど…フラれて盛り上がってたの?なに?俺への告白って罰ゲームか何かだった?」



すると、慎太郎が少し顔を赤らめて…俺の胸に顔をよせた。



「///“長井くん好きな人がいるみたいで…その人に超一途らしい!ヤバい!その時の彼の顔///イケメン過ぎた!ヤバい!惚れ直した!”――――だって…逆効果…だったみたいだよ?」



――――逆効果って…



「え~…勘弁してよ。俺には、慎太郎って恋人がいるんだから…ねぇ?ん?慎太郎?顔見せてよ…」


「///やだ――――…僕…今…顔真っ赤…」


覗き混むと、瞳までウルウルさせて俺を見上げている!


――――きゃわいい!


「///“好きな人に超一途”って――――…僕の事でいいんだよね?」


「///そうだよ?今日もタップリ…愛を注いだだろ?」



「///…う、うん…――――って、出しすぎ!僕のお腹もお尻も壊れる!」



ふくれる慎太郎の可愛い顔、もう///本当はまだまだ出したりないけどね!





【完】



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