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秘密☆同棲

第1章 先生と同棲!?


「結実ー下りてきなさいー」

一階からお母さんの声。

「はぁーい」

眠たい目をこすりながら一階に下りる。

さっそく喋るお母さん。

「結実、明日から一人暮らしでしょ。お母さん心ぼそいからお父さんの同僚の子供さんに一階に住んでもらうことにしたわ♪」

「こんにちは。赤畑修です」

イキなり?!お母さんも隣の人もニコニコ。
「修君ね、高校教師なのよー」

へー、ふーん。あっそ。
…って、
「はぁぁぁーー!?」

あたしは叫んだ。悲鳴にも近い感じで。

「何よ、その叫びは。いいじゃない♪修君カッコイイし、先生だから勉強だって教えてもらえるわよ♪」

よくないし、“♪”いらない!

ってかお母さん、あたしが男の人と住んで不安じゃないの!?男の人と住むって…ハッキリ言って同棲じゃん!

「お嫁にいけないーー」

「大丈夫よ!結実の結婚相手は修君に立候補してあるから♪」

あたしの小さな抵抗を軽くかわさないでー!


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