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恋のハードル高し!!

第46章 山あり谷あり

「無用心にも程が…。」



そう言って入ってきた親雅の眉間にシワがよる。

勉強机に向かって椅子に座る私と目だ合うと、ベットに視線を動かす親雅は…



「…誰か…居た?」



そう聞いてきた。

あっ。
逞の…香水。


元々強めに付けていないし、ずっと一緒に居たから慣れたけど…香ったんだ。

何故か緊張する私は、言葉が出ないでいた。

おもむろに親雅は、タオルケットを掴み顔に近づけたかと思うと、私に投げつけてきた。

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