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恋のハードル高し!!

第46章 山あり谷あり

振り向いた親雅と目が合うと、私を呼ぶ携帯の入っているカバンに目が移り、ドアに手をかけている親雅の足下が騒がしくなる。


親雅と私は同時に動き出すが、もちろん近くの親雅が先にカバンを掴み、勝手にカバンを開けて弄った。



「チカ!!」



カバンを勝手に開けるな!!
仮にも私は女だ!!
女のカバンを引っかき回すな!!



「何必死になってんだよ!!タクか?先輩か?!」



私にカバンを触らせない様にガードして…
見つけた携帯のディスプレイを天井高く持ち上げて見てる。

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