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恋のハードル高し!!

第47章 失恋お泊り

「あぁ、こいつらね?」


そう私が言った瞬間…
飛びかかって来たのは駆。

当たり前だけど。


だけど!!
勢いよ過ぎて、口を塞ぐどころか突っ込んで来た勢いで掌底を顎に食らった私は、そのまま後ろに倒れ…脳が揺れた。



「クソガエル!!何してくれんだ?!」



その怒る親雅の声で正気に戻ると、駆は私の上に覆いかぶさり…と言うより、胸に顔を埋めていた。



「カエルじゃなくて狼だな?!」

「両生類から哺乳類になれてよかったな?!」

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