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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

「なるかよ、バカか!!」


「なりそうなくらい、ドキドキしてんの!!」


「本当だ。」



そう言う逞は手を包んでいた手を、私の首の動脈を押さえて脈診中。

ドキドキを聞かれて更にドキドキすると、逞が笑った。


「ミラが俺の思いを超えるって難しいかもね?絶対負けない気がする。」


「…わ、私も。逞は私を好き過ぎる。」


「…何かムカつく。」


「図星ででしょ?!」

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