テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

取り敢えず、逞の胸に頬を付けてみると、なかなかの鼓動の速さに安心した。


逞もこっぱずかしい事を言いつつ、ドキドキしてやがったんだな?!
可愛い奴め!!



「ミラ…。」



ギュッと逞に抱きしめられると、私も逞の背中に手を回す。



「キスしたい。………けど、我慢する。チカに悪いから。」



ココで?!
親雅の名を出すか?!

一気に現実に引き戻され、解決しきってない現場にあんぐりする。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ