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恋のハードル高し!!

第13章 恋のはじめ方

ブッブー、ブッブー…


やばい。
すっかり親雅に電話をするの忘れてて、お風呂上がりの10時になっていた。



「…もしもし。」


『もしもしじゃねぇ!!』



いきなりキレる親雅のせいで、鼓膜が破けるかと思った。
ちょっと忘れたくらいでコレって…彼女にはどんだけ束縛してんだろうと不思議で仕方がない。



「ゴメン、色々あって落ち着いてから電話をしようと思ってたの。」


『ふうん。』

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