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恋のハードル高し!!

第14章 災難

逞は『日曜の親父』バリにソファーの上に寝っころがり、TVを見て笑っていた。


マジで親父だ!!


写メとって、クラスメイトに送ってやろうかと思うくらいダラけてる。

ここは私の家であって決して逞の家じゃ無い!!


中華鍋を振りながら、堂々と人の家のリビングを占拠する大物に目が行く。


十数分後にソファーのテーブルに、卵スープと餃子とチャーハンを置いた。


「香りはイイけど…。」


「文句があるなら食うな!!」


そう言って、私の前に料理を寄せると逞は笑って言った。

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