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恋のハードル高し!!

第15章 変化

男子は面白半分で参加するが、女子は違うのだ!!


明日の衣装に着替え、撮影・展示が待っている。



「良い思い出だよ?!」

「消し去りたい過去になる。」



すみれの前向き発言を全否定した。



「ミラ!」


「…タク…。」



一足先に撮影を終えた逞が声をかけて来た。
黒地の浴衣に灰色の帯で、扇子で扇ぎながら歩いてくる姿は『ダーリン』になれそうな気がする程だった。

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