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恋のハードル高し!!

第19章 夏休み

「ミラ…俺が手伝うから。」


その瞬間、私も親雅も逞を見た。



「いい、いい!!逞は座ってて。ちゃんと作るから!!」


「そ…そうだよ、未来の手料理食いに来たんだから!!」


私と親雅が逞を手伝わせない理由は明確だった。

勉強もスポーツも出来て、家柄も良い美男子『逞』は、綺麗好きだし、性格だって良い。


が!!
こいつに料理だけはさせてはいけない。


舌も肥えてるはずなのに、レシピ通りに作っていても、見た目&味が…酷いのだ。

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