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恋のハードル高し!!

第20章 準備

私は速攻ですみれに連絡すると、お買い物に付き合ってくれると歓迎された。


女装もすっかり慣れて、ホルダーネックやキャミにも抵抗がなくなって来ていた。

ショッピングモールでは、既に夏服のバーゲンが始まっていて、人がいっぱい。


「帰りに見て行こうよ!」


すみれはそう言って、まずは私の用事に付き合ってくれた。


「だから、レースだって!!」


最近のすみれは本当に…激しい。


ちょっとでもスポーティーな物を選ぼう物ならすかさずチェックが入る。

『女子は一日にしてならず!!』

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