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恋のハードル高し!!

第20章 準備

いつも趣味を押し付けられている様だけど、ちゃんと私に似合う物をセレクトするすみれは、私の専属スタイリストと言える程の実力を持っている。


多分、9割増の浴衣もそのおかげだし。



「すみれ様様だよ!!」


「わかれば良いのよ、未来さん!!」


「あ、綾部天狗。」



すみれは鼻の上を指でかすめながら



「生えてない。」



そう言って笑った。

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