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恋のハードル高し!!

第3章 過去

私はお腹が痛くて痛くて、保健室に行った。



「大丈夫?!」


そう言って保健室に入って来たのは親雅。
まだ、この頃は「チカ」のことを「チカちゃん」って呼んでいた。



「…チカちゃん。」


「先生なんて言ってた?!」


「…熱もないし、お腹冷やしたのかもって。」



保健の先生からゆたんぽを借りて保健室のベッドに寝ている私の横に親雅が入ってくる。

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