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恋のハードル高し!!

第21章 キャンプ

早朝、逞の家のワンボックスカー2台でお迎えが来た。

お泊り許可が下りなかったすみれは来れず、ちょっとさみしい。



「早く乗れ!!」



そう言ったのは親雅。
窓から顔を出していたが、すぐ隣には百合奈が座っていた。

この車には乗らん!!



「白い気分じゃないの!」


「はぁ?!」


自分でも、不思議な言い訳したと思ってしまうが、6:6で乗り込む所
5:7という、見事な我儘っぷりを見せてやった。

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