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恋のハードル高し!!

第21章 キャンプ

イラっとを軽く飛び越え、怒りで包丁を持つ手が震える。


「切った野菜持ってって!!」


そう言って、この場から親雅を追い払うようにザルを突き出した。

私の心の傷を…百合奈と別れてチャラにしようって?!
させてたまるか!!

絶対に、私を振った事を後悔させてやるんだから!!


お肉を切り終わって、駆が作った熱地獄に行く。


「いい働きっぷりだ!!」


30分も汗だくで頑張ったんだもん、大変だったよね?!


冷たい山水で冷やしたポカリを駆の頬にくっつけると、目を大きく開いてビックリしていた。


「ミラちゃんが…女神に見えた…。」

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