テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第21章 キャンプ

今回は、すみれセレクトが大きく裏目に出た。

いっつもこうして遊んでいたのに…こうして特別扱いされると、やっぱりさみしい。


『女扱い』『男扱い』
どちらも嫌で、どちらも良いなんて都合が良すぎるんだよね…。


ちょっとへこんだ気持ちを掻き消そうと、女子の方に行った。



「混ぜて!!」


「み…未来ちゃん!!冷たい!!」


水しぶきと共に走り寄って、手ですくった水をかけた。
キャーキャーと騒ぐ姿が本来の女子の姿だと、同性ながらにドキドキしてしまう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ