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恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

「どう?!」


加奈子が私の横に座り、一緒に炊きあがるお米の香りを嗅いだ。


「良い感じ!!後は蒸らして完成!!」


そう言って火から降ろす。


「未来ちゃんってなんでもできるんだね?!」


「そんな事無いよ!!」


「だって、お魚さばいたり、ご飯も炊けるし、お昼だって美味しかったよ?!」


「小1の時からの付き合いで、色々付き合わされてるからねぇ。お姉さんが面倒見てるの。」


私がそう言うと、クスッと笑う加奈子。

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