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恋のハードル高し!!

第23章 早朝

「抱いて…みますか?!」


「うん。」


そう言って、私ごと抱きしめる逞にドキッとした。


「わかんねぇ。」


「そりゃそうでしょうよ。間に私が居るんだから。」


「そうだな。」


逞は離れると、私もそっと起き上がった。私に続いて逞も起き上がって伸びをしていた。


「足、大丈夫そう?」


「…うん、痛みはかなり落ち着いた。」

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