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恋のハードル高し!!

第23章 早朝

私の怪我を気にしてか、ゆっくりと川瀬にと進む。


水の音も清らかで、ホッとする。
昨日遊んだ川じゃない見たい。



「逢うことの、絶えてしなくは、なかなかに、人をも身をも、恨みさらまし。」


いきなり逞が詠んだ和歌に、振り向くと、ただ川の流れを目で追っている逞。

なんで和歌?!


「…どうしたの?!」


「意味わかる?!」


「全く。」


私の返事に眉間にシワを寄せた。

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