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恋のハードル高し!!

第24章 チケット

もう暴露ている姿を隠す事も出来ず、私は硬直すると、すみれも外を見て言葉を無くした。


「未来…ちゃんだよね?!」


目を見開いてお店に入って来たのは三國先輩。



「…その姿も…凄く可愛い…。」


「…あ…りがとうございます。」



じっと見られると恥ずかしくて、立ったまま見つめて来る先輩を隣の席に座るように促した。

しばらく私を黙って見ていた先輩は、思い出したかの様に話しかけて来た。


「そう言えば、足はどうしたの?治った?」


「はい、痛みも無いですし、普通に歩ける程度には。」

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