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「いらっしゃいすみれちゃん！！」


「こんにちわ、始めまして平岡すみれです。」


私が始めて連れて来た可愛らしい女友達を、一目でお気に入りの母は、こっちが引くくらいだ。

浴衣姿で現れたすみれは、学校の夏祭りで見た赤紫の浴衣では無く、紺色に金魚の柄に赤い帯を可愛くて結んであった。


また、その姿が可愛いらしくて…



「あぁ可愛い！！こんな可愛い娘が欲しかったの！！」


母はすみれの肩をグワングワン揺らして興奮していた。


こんな可愛くない娘で悪かったね！！