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恋のハードル高し!!

第25章 お祭りはチョコバナナ

「変な事言うからだろ?!それに、歴とした女だ!!謝罪しろ!!」


手を伸ばすと勇信の襟を掴め、私の方に引っ張ると、親雅の脇で首を締められた。


「誰が女だ!!浴衣似合わねぇんだよ、甚平に着替えてこい!!」


「はぁ?!」


親雅にヘッドロック中に言われた言葉は、今の私を全否定した。

可愛い百合奈と比べたら、親雅に取っては見る価値もない…てか?!


「離せ!!」


ヘッドロック中にも関わらず、親雅の体温と匂いが私を追い詰めていた。

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