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恋のハードル高し!!

第25章 お祭りはチョコバナナ

もうこんなところにいたくないと、逞の腕を払いのけ、走り出そうとすると、直ぐに腕を掴まれ抱き寄せられた。


「ミラ、変な意味じゃ無く、いい匂いがした。」


そう言って逞に捕まった私は硬直。
暑さなんて感じてる余裕無く、心臓が酷く煩い。


「きっ禁忌!!」


「どこに?!」


みんなが辺りをキョロキョロと見回すと、私は逞の腕から再度離れようともがいた。

ジャニーズじゃない!!


私の心臓が…逞に反応してる。
『コレは禁忌、禁断の恋』
恋したら泥沼になるって、身近な人ばかり好きになっちゃダメって教えてくれてるんだ。

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