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恋のハードル高し!!

第28章 過酷な2泊3日の旅

出来る限り明るい声で返事を返した。


大丈夫。
私は大丈夫。


大きく息を吐いて心を鎮めた。



私だけ少し離れて座ったのは、親雅の隣に百合奈が座り、逞の隣に小春が当たり前のように座っていたから。

女じゃ無い私の…唯一の特権を、女である2人にあっさりと奪われた嫉妬心からだ。



本当に悔しくて、
同じバスに乗ってる事すら不愉快。



でも…こんな事が当たり前になって行くんだ。
後5回、5人分残ってる。

私も…早く他の誰かを連れて出かけたい。

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