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恋のハードル高し!!

第29章 男の子と女の子

部屋に戻ると、一応ベットは綺麗になっていた。


それが余りにも生々しくて、顔が歪む。


「みんな心配したんだよ?!一時間も帰ってこないし。」


「…あぁ、ごめんね?!」


百合奈はそう言って涙を拭っていた。
私はそういいつつ、自分の荷物をまとめた。


「…どうしたの?!」


荷物を持って立ち上がる私にきょとんとした表情で言う百合奈に返事を返す。


「折角だからチカと一緒のほうがいいでしょ?!」


「…え?!」

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