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恋のハードル高し!!

第31章 奇襲攻撃

「あ"っ!!」


そう言って私が勢いよく起き上がると、自分が水着のままだと発覚した。


着替える前に寝ちゃったんだ。



「ごめんタク。…巻きんだ?!」


「うん、4時間ほど。」



4時間…私は逞に添い寝を虐げたのだ。
きっと、この状況…聞かずともわかる。私が逞から抱きついて離れなかったんだろ。


「未来、何時まで俺を無視し続ける気だよ。」


後ろから顎に手が回り、上を強制的に向けさせられた。

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