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「手ぇどかせ！！」


逞に押さえられたせいで、顔が痛い。
どいつもこいつも…力の加減がわからないのか？！


「ミラ、無防備過ぎ。昨日こんなにキスマークを付けた男の目の前でベッドに寝転ぶって…誘ってんの？！」


逞が鼻で笑ったとこに息を呑んだ。

逞…。

昨日、親雅に跨われてる私を見て、キスマークを付けて来て…そして、久登の話でまたもやうなじに。

怒ってる？！


「男の部屋で…しかも、襲って来た男と同じ部屋で寝るって、それでも女かよ。」


「それでも女だよ！！」