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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

本当は逞だけど、久登が罪をかぶってくれる事に甘んじた。
と言うか、久登自身も自分がしたと思い込んでいるので…申し訳ないけど。


「…酔っ払ったひぃに付けられたのか?こんなに?」


「もういいだろ?!お互い気にしないほうがいいんだよ、ひぃも憶えてないんだし!!」



私は久登の頭を撫でると、久登はしゅんとしていた。

ごめんね、久登が落ち込む事ないのに。


「あっ。そう言えば…中村は?!」


中村の姿を探すが見当たらない。
昨夜のあの後どうなったのか…今更気になった。

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