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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

2度までも…
私を一人にさせた逞の事が許せない。

2度までも…
私の割り振られた部屋で彼女と過ごした親雅が許せない。

私を怒る逞と親雅が許せない。
夕べ、彼女達と過ごした逞と親雅が許せない。
思わせぶりな態度を取る逞と親雅が許せない。


考えると、苛々して来るので、大きな深呼吸をして息を吐き、またサンドイッチを口に運ぶ。



「あぁそうだ。私、今回のでもう夏休みの行動離脱するね。」


「「はぁ?」」



またもやハモる2人は、本当に仲が良いんだと鼻で笑ってしまう。

自分が行けと言ったのに、人のせいにする自分が嫌になる。

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