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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

「冗談キツイよ…?」


「冗談じゃない、もう巻き込むな!!うんざりだ。」


苦笑する親雅にそう言い放った私は、この状況から逃げようと席を立った。
そんな私の腕を掴んだのは逞で、酷く力が入っていた。



「ミラ、それって俺のせい?チカのせい?」


「痛いから離してよ。」


「聞いてんだろ?答えろよ。」


「何。なんか心当たりでもあんの?!」


「ありすぎて、どれか判らないくらいだよ。」

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