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恋のハードル高し!!

第4章 大人の階段

「なんだ、高校離れたのにまだ付き合ってんのか?!」


「勝手に来るんだよ!!もうあいつ家に入れないで!!」



上の兄は5年前から1人暮しをしていて、入り浸っていた親雅を可愛がっていた。

私と親雅を相思相愛なのかと思っていたらしい。


中学で私がバッサリと髪を切った時は、悶絶して…。


私が失恋したと、1週間毎日ケーキやプリンの差し入れしてくれていた。


「二人はお友達よ?」



母の笑いで、兄の差し入れは止まってしまった。
いや…失恋だったけど、言える訳もなく私も笑った。

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