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恋のハードル高し!!

第36章 ピンチ!!

歩いて帰宅。


が、家の前に数人の人影…8時を回った現在、暗くなってきたのにも関わらず…。


そこに居るのが誰だかわかる。



「ミラ!!」


逞の声にビクンと身体が反応した瞬間、そこにいた数人の影がこっちを向いた。

ぎゅっとカバンを掴み、振り向いて走り出した。


それは同時に大きな音をたてて、かけっこが始まった合図のように、バタバタと後ろからも足音がする。


『リアル鬼ごっこ』

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