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恋のハードル高し!!

第36章 ピンチ!!

私を押しどかして帰る逞の背中を見る事しかできず、ぼーっと見送った。


『俺でも良かっただろ?』
この言葉は、逞からの「好き」と言う告白で、「俺を好きになれば、幸せにしてやったのに」そんな上から目線の言葉を、切なく…諦めた様に言われているようにも感じた。


好きって…こう言う事なのか。


逞がつけたキスマークは、意地悪じゃなく…愛情表現だったんだ。


いつまでも、チカの事を諦めきれないでいた私への…思いの伝え方。


屈折し過ぎてわかん無いよ!!
って、ストレートに言われてたら、受け止めはしなかったけど。

…その事も…分かっての行動だったのかも。

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