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恋のハードル高し!!

第39章 反応

ロータリーのレンガの歩道に、ペタンと座り込む私の目の前に回り込む親雅は、私の様子を覗き込み様に首を傾けていた。



「落ち着いた?!」



落ち着くはずがない。

私はこの状況でも、逞の誤解を解きたくて良い案はないかと考えてしまうほどだ。



「今朝の事…タクに言った?」


「あぁ…だからタクは身辺整理しろって言ったんだな?」



何気に真面目そうな声色と表情で私を見ていた。
振られるのは平気なのに、タクを失いたくない私の行動は矛盾ばかりだ。

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