テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第40章 確信

親雅に可愛いって言って欲しくて、すみれにコーディネートしてもらった努力は、いとも簡単に踏みにじられてきたのに。


こんな簡単に言われると、悔しくなる。



「チカ離して。」


「…何で?好きだって言ったのに、何で俺を避けんの?!」


「チカの言葉…信用出来ない。」



可愛いなんて私に言う親雅がチャラ男にしか感じられないのは、長年私を男扱いして来たからだ。

それに今日の放課後から携帯が鳴り続けたのは…さっきまで百合奈と付き合っていた証拠なのに、悪びれもなく『好きだ』なんて言ってくるから。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ