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パタン…


扉が閉まったのを確認し
再び電話に耳を当てる。


「何だ？今日のパーティーの事
忘れたのか？電話などかけて…」「た、大変なんですっ！！」


俺の言葉を遮った声は
ただならぬ雰囲気を漂わせていた。


きっとこいつが目の前にいたならば
顔面蒼白、そんな感じであろう。

元々家族団らんを邪魔されて
イライラしている俺は
予期せぬトラブルにまた
イライラを募らせる。


「何をやらかしたんだ？」

「違うんです…私たちは…
だけど…みんな…こ、殺され…
あれは…人間じゃない…ひっ…
呪われたんだ…報いを…
子供達を殺した報いを…」


「落ち着け！殺された？
それに呪われたってどうゆう意味だ」


「はぁーはぁー…
ブルックス研究所にもう生存者は
いません…
わ、私は……うぅ…逃げて…もう…
ひっ…今も…後ろから聞こえるんです…っ
死ね…死ね…て………………
ひっひぃ…うわぁあああああ！！」
「お、おい！」


プープープー…


し、死んだ…のか………？