
ふぃくしょんエッチ
第4章 愛神さま!!
下へ降りると…予想はしていたが誰もいない。
お母さんも居なければ、もちろんあいつもいない。
ケータイを見ると、お母さんから今日も遅くなるというメールが入っていた。
『適当に作って食べてね…か』
料理が下手だということではないが…自分の作ったものはいつも…何と言うか…食が進まないのだ。
また自分の料理を食べなくてはいけないのかと思うと少しだけ憂鬱になる。
『………あ!そうだ!!』
愛菜に作ってもらおう。
確か愛菜んちの親、今日いないって言ってたよね?
私はさっそく電話してみることにした。
