テキストサイズ

私の初めては君のもの

第3章 集会

俺は嬉しくて舞い上がっていたが、副総長らしくしっかりと集会を締めた。

集会が終わって、俺は総長室に呼ばれた。

今回も美結さんのあまい声が聞こえるかと思ったけど、聞こえなかった。

俺はノックをして総長室に入った。

だが、総長は美結さんに膝枕をして眠っていた。

「ごめんね、陽斗疲れたみたいで」

「大丈夫です。また出直しますね」

俺はそう言って、部屋を出た。

この時に気づいておけばよかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ