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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第19章 修正型電気けいれん療法*(2)

トントン





成「どうぞ〜。」







瀧「失礼します。おはよう美優。成井さんもおはようございます。」







美『おはよう。』






成「おはようございます。バイタルチェック終わってます。」






瀧「心配してたけど体調良さそうだな。」





美『バッチリだよ。』





瀧「排尿は済んでるな?コンタクトレンズは入ってない?」





美「外しておいた。」





瀧「マニキュアと金属類はつけてないな?」






美『つけてない。』





瀧「OK。それじゃあ点滴始めようか?」






美『点滴???』





瀧「どっちの腕にする?左手でいい?」





成「瀧先生、美優ちゃんは点滴が大苦手なんですよ。」






瀧「そうなの?」






美『そんなことないもん。点滴得意だもん。』





成「はあ?」





美『瀧くんの前で変なこと言わないでよね。瀧くんにやってもらえるなら全然。』





瀧「無理してないか〜?」





美『してないよ。私はいつもちゃんと点滴やれてるもん』





瀧「そんなに剥きになる必要ないだろ?消毒するからな」







成「でもやっぱり固定しときますね」





瀧「助かります」





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