
純愛~初めての夜~
第1章 2人の情事
「今、私すごく幸せだよ。」
先に言葉を発したのは私の方だった。
2人とも、終わった直後は放心状態となり、静かな時間が流れていた。
彼と最後までできたことが、たまらなく嬉しく、だからこそなかなか言葉が見つからない。
先程発した言葉はようやく見つけた言葉である。
「そっか。流翔......俺も本当に幸せだ。体は大丈夫?」
ねだったのは私の方なのに、それでも私の体を気遣ってくれるその優しさにまた、幸福感を感じる。
無事に終わったことにほっとして、だんだん眠気に襲われる。
それを知ってか知らずか、彼は黙って腕枕をしてくれる。
それに素直に甘え、腕に頭を乗せる。
きっと今この瞬間、世界一幸せを感じている女は私だろう。
そんなことを考えているうちに微睡みにおちる。
ぼーっとしていく頭の上で彼の声が聞こえた気がしたが、それは夢の中に持っていくことにした。
先に言葉を発したのは私の方だった。
2人とも、終わった直後は放心状態となり、静かな時間が流れていた。
彼と最後までできたことが、たまらなく嬉しく、だからこそなかなか言葉が見つからない。
先程発した言葉はようやく見つけた言葉である。
「そっか。流翔......俺も本当に幸せだ。体は大丈夫?」
ねだったのは私の方なのに、それでも私の体を気遣ってくれるその優しさにまた、幸福感を感じる。
無事に終わったことにほっとして、だんだん眠気に襲われる。
それを知ってか知らずか、彼は黙って腕枕をしてくれる。
それに素直に甘え、腕に頭を乗せる。
きっと今この瞬間、世界一幸せを感じている女は私だろう。
そんなことを考えているうちに微睡みにおちる。
ぼーっとしていく頭の上で彼の声が聞こえた気がしたが、それは夢の中に持っていくことにした。
