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「流翔......好きだ。」

今日、溢れる想いを表したユウは、嬉しそうに、それでいて少し照れたような表情で私を抱きしめる。

これから行われることを思うと心臓の鼓動が加速して止まらない。少し怖いような、期待するような視線を彼に送る。

「......抱いてもいい？」

ずっと昔から思いを寄せていた彼に、切なげな表情でそのようなことを言われれば、恥ずかしいながらも、静かに頷く以外のことは考えられない。

ただ、私はこれが初めての経験になるので、果たして上手に最後までできるのか、彼に満足してもらえるのか、そんなことを考えて不安になる。

「流翔......俺に身を任せて、嫌だったり痛かったりしたら直ぐに言ってほしい」

ユウは優しい。
そう言う彼にぎゅっと抱きつく。

照れたように顔を一瞬背ける彼だが、すぐに決心したように私の目を見つめる。