テキストサイズ

無表情の宇野くんA

第3章 私と友達。

私にだって友達くらいいます。


多くはないけれど、少なくもないくらいだろう。


二人くらい。


宇野くんと大毛さんはどういう位置にいるのかいまいちわからないので友達ではないものとして、私には五味さんともう一人、友達がいる。


高校に入ってできた、四月一日安純(わたぬきあずみ)という女子だ。エイプリルフールに安い純粋さと書いてあずみ。上も下も覚えにくいからこそ覚えやすい変わった名前だ。


ちなみにあだ名は嘘つき。またはホラ吹き。エイプリルフールだから。


大毛さんという中学時代の同級生にばったり会ったという話を、安純にしてみた。

「え!?そんな偶然ってある!?GReeeeNじゃない!?」

「結構あるでしょ」

「私のお母さん昔モテモテだったんだって」


なんの話!?私の偶然あった話どこ行ったの!?
しかもその話どうでもいい!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ