ノーパン喫茶
第9章 白スキニーの秘密
乃愛「だから、今日はここで…」
矢野「…!?」
この時、矢野はそれに気づいてしまった
服の乱れ、そして股部分の
不可解なシミに…
矢野「…」
乃愛「どうかした?」
矢野「えっ、ううん、お父さんが迎えに
来てるなら安心だよな、わかった」
乃愛「うんっ、またね」
矢野「また…」
嘘だってわかっていたが
これ以上は自分が惨めになるだけ
そう思った矢野は何事もなかったように
乃愛と反対方向に向かって
歩き出した
矢野「…」
乃愛は今頃、父親の運転する車に乗って
真っ直ぐ家に向かってるはず
そうに決まってる
矢野「…っ」
そう自分に言い聞かせた
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