ノーパン喫茶
第27章 最後のお客様
店長「…」
乃愛「…あの~」
店長「なんか、のど乾いたな…」
乃愛「じゃあ何か、あ…」
店長「?」
のどが乾いたと言われ
飲み物を用意しようと思ったが
店は閉店し冷蔵庫も飲み物類も一切ない
水道は出るが…
店長「どうかしましたか?」
乃愛「あ、いえ…」
店長「…」
そもそもコップ自体がなかった
店長「乃愛さん?」
乃愛「…あ、実は今、飲み物がなくて…
少し待ってもらえば何か買って」
店長「じゃあこれっ」
乃愛「?」
店長「持ち込みになりますけど飲んでも
いいですか?」
そう言い出したのは
500ml入りの水筒だった
飲み物を提供出来ない今、反対は出来ず
了承した
店長「良かったら乃愛さんも飲みます?
独自にブレンドしたハーブティーなんで
すけど」
乃愛「いいですか?」
店長「どうぞ」
乃愛「じゃあ、いただきます」
店長「…(笑)」
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