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小さな妻

第14章 13.祝杯

その日、私は3時間ほどの間に、美優の中に8回射精した。

彼女が母親が帰ってくる時間だというので帰ろうとしたとき、私は彼女を引き止めてキスをした。

「寂しい?」と聞いてくる美優に「寂しいよ」と答えると、美優は喜んでまたキスをした。


「今度いつ来る?」と聞くと「明日」と答え、《妻》となった彼女に所対して所有感を抱いた。

眠っていた全身の細胞が活性化したように活気づき、生命が吹き替えしたことを実感した。


美優が帰ったあと、不安も少しあったが、それでもうれしさの方が勝っていた。

洗濯機に放り込んだシーツについた血の汚れを少し匂ってみたが、ほとんど臭いはなかった。


私はもう一度風呂に入り、そこでマスターベーションした。

ペニスはこれまで経験したことがないほど疲労していたが、勃起はできた。

美優とのことを思い出すオナニーはなんだか変な気分だった。

ほんの5時間前まではただの団地の子だった美優が、今では私の《妻》になった。

明日も明後日も、来週も彼女は私との時間を楽しみにやってくるのだろうという確信があった。


美優はすでに私の妻であり家族であり、なくてはならない存在…。

そう思うと底知れない喜びと充足感、そして中年になって感じていた絶望からの脱出による開放感を貪った。

射精したが何も出ず、余韻だけをしばらく楽しんだ。


その日私は一人で祝杯を上げた。

普段あまり酒を飲まない私だが、冷蔵庫に入れっぱなしになっていた缶チューハイを2本開け、美優とのセックスを思い出しながら酔いを楽しんだ。

明日、また美優がやって来ることを想像すると嬉しくてたまらず、ベッドに入ってからも興奮し、またペニスを引っ張り出してオナニーしようとしたが、気がつくと朝まで泥のように眠っていた。

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