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堅実メイドの献身

第1章 真夜中の情事

それは静かな静かな夜であった。

風もなく、葉が掠れる音もない。

青い月が天に昇り、あたりを薄ぼんやり照らしている。その光でさえ余計な音を立てぬよう静かに降り注いでいるようであった。

そんな中、とある屋敷のとある一室で、事は行われていた。

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