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死角関係~女3男1の四角関係~

第2章 私は男を見る目がある

「今夜も泊まってくれる?」

「もちろん。環奈が嫌じゃなければ」

「嬉しいッ」


私は仔猫のように徳井先生に甘え
頼り甲斐のある胸板に顔を埋める。


「可愛いね、環奈は。顔も仕草も
俺にヤキモチをやかせようとする辺りも。
小泉先生とは本当に何もないわけ?」

「あるわけないでしょ。友達のカレシだし」


やっぱりあのインスタは効果絶大だった。


「意外だな」

「意外?何が?」

「友達のカレシってだけで対象外なんて。
俺とはこうしているのに」

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